自分の心を守れ
2022年1月23日の日曜礼拝のメッセージより
「何を守るよりも、自分の心を守れ。 そこに命の源がある。」
(新共同訳聖書)旧約聖書 箴言(しんげん) 4:23
私たちは様々な出来事に対して心でまず反応している。また、心は命である御言葉を入れる器である。だから、私たちは自分の心を守らなければならない。
箴言4:23を、もともとのヘブライ語の意味から説明すると、私たちがそれぞれ心への攻撃だと感じる物事はたくさんある、私たちは、何よりもまず、あらゆる手段を使って、心を守らなければならないという意味になる。
考えてみよう。自分にとって心への攻撃だと感じられることは何か、心を守るために何をしているか、自分が守ろうとしているものの優先順位のうち、心は何番目か。
今、自分の心の中に入っているものは何か。怒り、ねたみ、憎しみ、悲しみ、行き過ぎた批判、不満、世の中の言葉なのか、感謝、喜び、平安、命である主の御言葉なのか。
箴言4:20〜27から学ぶ、心の守り方☆
1️⃣御言葉を聞き、それに到達するようにすること(20〜22節)。
知識として頭の中に持っているだけでなく、生活の中でその御言葉を体験するように、探し求めること。命が命として動き出すように。
2️⃣曲がった言葉を退け、ひねくれた言葉を遠ざける(24節)。
今度はアウトプット。自分が発する言葉を自分も聞いている。まっすぐな言葉、素直な言葉、益となる、命につながる言葉を発すること。
3️⃣主なる神様に向かってまっすぐ目を向けること(26節)。
自分の人生の究極的なvisionは何かを考えてみよう。正しくまなざしを向けるなら、正しい方向に進んで行ける。
visionか定まれば、今、自分がどうしたらいいのか、今、何をすべきか、missionがわかるようになる。
4️⃣右にも左にも偏らないこと(27節)。
良し悪しの問題ではなく、私たちはそれぞれ考えや価値観に何かしら偏り(バイアス)がある。育ってきた環境、文化、習慣、教育などによって。
自分の考え、判断、基準が絶対に正しい真理だと思うのは危険である。そう思い始めることが、傲慢、盲目、頑固へと繋がっていき、悪への第一歩になる。
3️⃣とつながるが、主なる神様を見つめて、そこに向かって、まっすぐ進んでいこう。
2022年、1月どう自分が過ごしているかも振り返りながら、今年一年、またそれ以降も、心を主の御言葉、命の源によって守られながら、主の恵みを体験していく私たちになりますように💒