チョ・ギュボム
40代

きっかけは「コーラ1缶」でした

初めて教会にきたのは？

20歳の時、私がまだ韓国にいる時でしたね。
友達が亡くなったり、自分が事故あったり、色々あった時期でした。
先輩が行ってみないかと誘ってくれたんですね。
その時は、酒とタバコの毎日でしたね。

初めて教会にきた時の印象

最初は、自分と合わないような気がしました。
その後、日本に留学生として来て大阪に住み始めたんです。12年前です。
ご飯が食べられるというので、1回行ってみたんです。
礼拝がしんどかったですね。罪人の話が出たので、途中で逃げ出したんです（笑）
でも寂しかったです。日本では韓国と違い誰もいなくて寂しかったんです。
なので、また勇気を出して教会に行って見たんです。
そしたら、めちゃめちゃおもてなしをされました（笑）。3ヶ月くらいこの人の良さには裏があるかどうかを見てました。
でも、3ヶ月後も変わってなくて、あぁ本当なのかなと思い始めたんです。

昔はどんな人だった？

遊び遊びの人生でしたね。
遊び方がうまく、周りに友達も多かったです。
だけど、死に対する怖さが小学校の時からありました。
楽しい友達との遊ぶキラキラの生活の裏で、ほとんど毎日死を考えて泣いていましたね。
昼でも誰もいない階段とかを登るっていると、後ろから誰か追いかけて来そうな気もしてました。
誰かと遊んで家にいなくなったらすぐ寂しくなって、そして夜までお酒を飲む。

神様を信じるきっかけは？

「コーラ1缶」がきっかけでした。
当時は日本語学校に通っていた時期でした。
ある日、日本語学校に寝坊してしまった時があったんです。
かなりお金が無い毎日だったので、家でお茶を作って持って行ってたんです。
だけどその日は寝坊したのでお茶を持っていけず、仕方なく学校で水道水を飲みました。
そして、授業のある教室に行きました。
そしたら、その日、教会の友達が不思議とコーラをくれたんです。
「神様は人を通して現れる」と教会のメッセージでで聞いていたので、ああ、これが神様の愛かなとその時すごく思ったんです。
それがきっかけで、聖書を学びたい、みんなが信じているという神様を知りたいと思いました。
きっかけは「コーラ1缶」でした（笑）

いまの自分はどう変わった？

一言で言うと「幸せ」です。
昔あった死への不安は不思議と完全に無くなりましたね。

自分にとって教会はどんなところ？

牧師という事もあり、私の全て、生活の全てです。今自分が存在している理由でしょうか。

教会に初めてくる人に何か一言

誰でも来て、ご飯を食べて、お茶をして、お話をして、教会はそういう場所です。
愛というものを持って行く場所。
見えない神様が見えるようになるところだと思います。